最近のロバたち 2026年9月通信

ミミオレとガスパルですが、とっても元気です。7月後半のこと。ガスパルが脱走→ミミオレに会いに来たことをきっかけに、再び、同居生活がスタートしました。

エサの取り合いをする姿も時折見られますが、1カ月以上ずっと一緒に生活した2頭は、立派な「つがい」になったように見えます。近い距離で生活し、一方が砂浴びをすれば、次にもう一方が砂浴びをしたり、一方が小屋に入れば、もう一方も入ったり。先日など、右と左から草をはむはむしながら進んで行った二頭が、おでこをごっつんこするという場面を目撃。あまりの可愛らしさに、悶絶してしまいました・・・(撮影が間に合わず残念すぎる)!

donkeysanctuaryの記事によれば、ロバはペア・ボンド(pair-bonds)を形成する(※)そうです。ペア・ボンドとは、特定の個体と個体が、強い結びつきを持つ関係性のこと。まさに、ガスパルとミミオレは、このペア・ボンドを形成したように見えます。

関係を結んだロバたちは、基本的にともにあり、くっついていないときにも、お互いが視界に入るような位置関係で生活する

ペア・ボンドが成立した場合、その二頭は互いを個別に認識でき、常に近くにいることを好む

ミミオレとガスパルも、いつも同じエリアにいて、お互いの場所が見える位置で、いつも草を食べています。また前述のdonkeydanctuary記事の中で、上級ロバ福祉アドバイザーの方によれば、「絆で結ばれたロバは通常、鼻を触れ合うほど近くに寄り添って草を食む。片方を移動させると、もう片方も追いかける」そうです。鼻を触れ合うほど近くで草を食む、との記述、私が目撃したおでこごっつん場面が思い起こされます。

ただ、問題は、そんなペア・ボンドを形成したロバたちを分離すると、彼らは大きな苦痛とストレスを受け、最終的に餌を食べなくなり病気につながると書かれていること。

ガスパルには、寿海家の畑を守るという任務もあるのですが、さてどうしたものか・・・今のところ、柵を高くしたことで守ることができているそうですが。

今も二頭は、お尻をこちらに向けて、すぐお隣で草を食んでいます。このかわいい二頭はこの先どうなるのか??赤ちゃん誕生後も、仲良く3頭で暮らせたらいいなと夢は膨らみますが、観察と調査を続けながら、飼育を続けていきます。

※ペア・ボンドについて、詳しくは研究室の記事をご覧ください。無料で会員登録してぜひ全文読んでいただけたらと思います! https://robaplus.com/labo/blog/robapair-bonds/411/

(本記事は、会員さん用ページに掲載しているものを転載しています。そのうち会員さんのみに公開にする予定です)